気ままに旅行

旅行記です。国内国外津々浦々。

ロシア、VISA申請編

日本のパスポートで、ビザなしで渡航ができる国の数は2017年現在155か国。これは調査対象の199カ国中、同数4位です。
流石の日本のパスポートでも、ビザが必要な国はあります。ロシアもそのひとつ。第2次世界大戦以降、日本とロシアの間に平和協定が結ばれていないからです。

しかし、2017年8月から、ウラジオストク国際空港から入国の場合、最大8日間のビザ免除になるとか。2018年以降、順次他の地域の国際空港でも同じ措置が取られるそうです。来年からは少し渡航が楽になるのでしょうか?

ともあれ、2017年9月にヘルシンキ経由で渡航するわたしは、ビザが必要です。

ロシアのビザを申請するには①代行業者や旅行代理店に頼む、②自力で手配するのふたつです。ロシアは特に、旅行会社のパッケージツアーを利用する人がほとんどらしいので、旅行代理店に一緒に頼むのが主流のようです。

ですが、手数料は8000円から12000円。高くないですか?
ガイドブックにも『個人で手配するのは困難なので、代理店に頼むのが一般的』と堂々とかいてあります。

代理で申請ができるなら、個人で申請できます。

査証 - 在日ロシア連邦大使館
調べると、ロシアビザの申請に必要なのはまず旅行確認書。ロシア政府の許可をもらったロシア国内の旅行会社から発行されていないといけません。
入国日と出国日が記載されていて、旅行会社の許可番号があるもの。
このインビテーションは、ネットで必要事項を記載しカードで代金を払うと発行してもらえる会社がいくつかあります。ということで、わたしは以下の旅行会社でインビテーションを申請しました。

tourist invitation letter to Russia
入国日、出国日、滞在都市、滞在ホテル名などの入力箇所があるので、ある程度予定を決めてからの申請になります。
項目を記載し決済が終わると、PDFで確認書が送られてきました。
ここの書類は、ビザ申請の時に併せて必要な「宿泊ホテルが発行するバウチャー」を兼ねているので、あとはこれに記載されている内容を使ってのオンラインビザ申請書の発行です。この書類の申請にかかった代金は約1600円。


このPDF書類が送られてきたら、今度はロシア大使館のHPにあるビザ申請オンライン書類を作成します。
Заполнение электронных форм визовых анкет
キリル文字にひるみますが、日本語ガイドがあります。英語と併用しながら必要事項を記載していきます。わかりにくいのは恐らく「Reference No.」と「Confirmation No.」でしょうか。リファレンスナンバーは旅行会社の名前の近くに記載されている番号、コンファメーションナンバーは、バウチャーの番号です。
記載が終了したら印刷をします。

この書類2通と、ビザ用の写真、パスポートを用意して、ロシア大使館もしくは領事館のビザセクションに行きます。これが平日の9:30~12:30の3時間のみの受付なんですって。申請も引き取りも郵送は受け付けていないので、遠方の方は代理申請をお願いするしかなさそうです。
ビザの引き取りができる方は、書類申請代金1600円と往復の交通費でビザの申請ができます。

アメリカのビザ申請の時は、郵送で返って来たけどな…。

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