気ままに旅行

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バルト3国・サンクトペテルブルクの旅10/サンクトペテルブルク散策2

7日目/サンクトペテルブルク


トロイツキー橋を渡りきり、マルスの広場を通り抜けます。


血の上の救世主教会の脇を通り、ミハイロフスキー公園を抜けます。

こんな風にベンダーのワゴンがあって、可愛い。夏はもっとあるのかな?
そういえば、ワゴンの販売物に焼き栗はなかったけどポピュラーじゃなのかな。

冷えるけど、まだ黄葉は先のよう。



一部、黄葉している木もあるという程度。


14:00近く、少し遅いけどランチにしようと意識してお店を探しながら歩き回ります。ネフスキー通りにはたくさんお店はあるけれど、こう、タリンやリーガのように「ここは!」と思うお店は見当たりません


↓ここは!!!!!と思ったお店で食べたもの


しかし、何故かここでiphoneの充電が切れてしまい、一眼もバッグにしまったまま歩くこと10分程度。
半地下の、食べ物屋さんのような場所を発見しました。
入り口から中はうかがえない。でも、ボルシチ、って書いてあるような気がする。
お腹もすいていたので、ここでいいかとお店に入ります。


中は、カフェテリア?みたいな作り。
コの字になっていて、手前からトレイをもってスタート、ガラスケースに入っている欲しい食べ物を言ってお皿に乗せてもらい、最後キャッシャーへ行くスタイルのようです。一番手前はアペタイザーとサラダのよう。


「&%*#・・*|=%+☆❤」
「:*+〇♦**♤%%$#?{@」


ケースの向こうで店員たちが色々話しかけてくる…けど全く理解できない。


総菜についているカードも、ロシア語だけ。よめない。
しかし、こう、人間進化する生き物なんですね。わたしは昨日ロシア入りしましたが、一部理解できる単語がありました。それは「Салат」。ホテルの朝食にも、英語と一緒に記載があり、CをSのように発音すると英語のSaladに似ているような気がして記憶に残っていたのですね。この「サラ―ト」は朝食ブッフェでもたくさん見ましたし、ここでも見た感じトスタイプのサラダがこれに当たるっぽい。ざっと見て、わたしが発音できるようなものはどれだろう…
「Салат Оливье́」
・・・・この、顔文字でしか見たことないлはおそらくlの発音のもの。昨日スタバで注文した時に、わたしの名前の母音iに対しての表記はиだった。BはVの発音。eにアクソンテギュは、おそらく「エ」の発音だろう。分からない文字があるけど、これは「サラ―ト・オリヴエ」的な発音になるはず。


この間、たっぷり3分はかかったと思います。


見た感じ、温野菜のマヨ和えのようなこのサラダの音を決め打ちして、注文しました。
すると店員はそれをお皿に取ってくれました。


通じた……。

まぁ、3分の間にも、店員は迷っていると思ったのか、マシンガンロシア語で色々説明してくれていたのですが、すみません全然わかりませんでした。


ほっとして次はメインディッシュの場所へ。
ああ、すみません、魚とか肉、見た目も何が使われているか理解できないし、全く想像ができないのでここは諦めます。
そして、スープのコーナー。
昨晩食べたボルシチが本当に美味しかったのと、他の発音が分からないのでここはボルシチ。発音は英語で「Borsh(e)」にかなり近いことが昨晩のお店でのやり取りでわかったので、これは発音できる。勿論無事にゲット。


次は、パン類。
ピロシキであろうものは、中身が全く分からない状態で包んであるのであきらめる(クルミのアレルギーなので、入っていたら大変だから見えない知らない食べ物は食べない)。すると、パイのようにカットされたものを発見。
「Пирог」
Пは、サンクト・ペテルブルクの「P」の部分にあったから発音はp。で、pはrの発音。ぴ・ろ・んん、rの発音分からないけど、確か地球の〇き方でピローグ、っていうパンぽいやつを見た気がする多分それだ。そして、ここは自分でお皿に乗せるので問題なし!


そして、ベリー系のジュースのようなものをコップに入れて、キャッシャーへ。
するとキャッシャーの女の子が長文のロシア語で話してくる。
「ごめんなさい、ロシア語分からないの」と困った顔をすると、今度は彼女が困った顔に。英語が話せないようです。お互いに困った顔で無言でいるものの、彼女は思い切って口を開いてくれました。


「cash only」

…あああ、カード使えない、現金だけだけど大丈夫?的に聞いてきたんだ!
「OK大丈夫、キャッシュ持ってるから払えます!」というと、こちらの意図を理解したのかキャッシャーを開始してくれました。


そしてお会計は


まさかの145p=300円弱。

え?本当に?なにこれ?
昨日空港でおろした500ルーブルを出してお釣りをもらいました。
ああ、食べたものの写真、iphoneが死んでいたので撮れなくて、証拠がなくてつらい。観光客もいなくて、一眼出すの躊躇ったのですよ…。
でもピローグは美味しかったし、ボルシチも美味しい。サラ―ト・オリヴエだけはなんかちょっと古い味がしたので残しちゃったけど。ベリージュースも甘くなくて美味しい。


ちょっと達成感を感じながら昼食を終え、とりあえずホテルに充電器を取りに戻り、また歩き回る。


アパートの入り口は暗証番号タイプが多い。


画期的な果物屋さん。いくつか見かけたからチェーンなのかな?

綺麗で、ちょっと高級そうなアパートが並んでいます。


ネフスキー通りに戻り、見かけた量り売りのチョコレートショップでチョコレートを購入。

このあかちゃんチョコが欲しかったのでお土産に、と買ったのですが、ホテルで一つ食べてみて微妙…。


お土産物店を覗いたりしているうちに、日が暮れました。


高級食材店、エリセーエフスキーの建物に、こんなものが。
この猫ちゃん?の所にコインが乗ると幸福が来るんだと英語でツアーガイドが話しているのを耳にしました。


外観も素敵なエリセーエフスキー。

入り口はこんな風。



そして夕食は、朝見た牛さんのお店に入りました。ここは英語メニューもあってよかったけど、食べ物のロシア語の発音は分からなかったのが難点。

注文したのはサリャンカ(すっぱいトマトスープみたいな)と

ミートカツレツ。これ、日本のメンチカツの肉だけに小麦粉つけて揚げた感じでした。知っている味。


ロシアの料理、おいしい!これまで全く外れがない(昼間のサラダは古かったけど…)!!!


満腹になり、ホテルへと戻ります。


やっぱり、夜がきれいな街です。

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