出発前は、ハワイ便にひとりで乗るなんて、機内で肩身が狭くないだろうかと心配しましたが、いじめられることもなく（当たり前）7時間のフライト終了。
しかし、ホノルル空港では、これまで体験したことがない程に入国審査に時間がかかり辟易！

あまり広いとは言えない入国審査エリアに、もう、すごい数の人間がすし詰め状態。
自動化ゲートでに並んだのですが、機械に到着するまで1時間半。
そして、機械では弾かれてしまい、有人ゲートに行く羽目に。そのゲートで20分。
もう、さすがに疲れてしまい、入国審査官に「いつもこんなに混んでるの、ここは？」と聞いてしまいました。そうしたら「うーん、時期によるんだけど、今日は午前だけで7万人到着するのよね。昨日は8万人」と。
こんな小さい空港に7万人到着するなんて、そりゃこんなことになるわけです。
審査官がフレンドリーなおばちゃんで、あなたひとり？誰か友達がここにいるの？と聞かれて経緯を話したら「あらら、アンラッキー。でも、ひとりでも楽しいわよ、誰にも煩わされないし！わたしはシングル（独身）、それって自由で楽しいしね！」と。雑談をしたおかげで、入国審査のところに10分くらいはいたのではないかと（次の人すみません）…。

さて、そうして到着から2時間、予約していたRobertsのエアポートシャトルでホテルへ。
シャトルバスの利用者は団体出口から出る、と書いてあったので、日本語で「団体出口」と書かれたほうに出ていきました。
するとすぐに右側にカウンターが。無人ですけど。
ぼけーっと待っていると、向こうのほうから日本人が「予約してます？」とやってきました。
わたし、国外の空港で日本語で話されたの初めてで、軽いショック。飛行機を降りると日本語通じないと思っているので、頭が混乱し「は、は、はい、予約しています」と挙動不審に。
愛想のない女性に名前を聞かれ、乗車場所まで案内され、首飾りを無言で首にかけられました。
いあやぁぁ！何この、このダサイの外して！いらないからこんなの！
…と言えるわけもなく、もしかして目印なのかも、と思い、黙ってそのままシャトルを待ちました。
やってきた車の運転手は英語で、荷物を載せて車へ乗車。わたし以外には初老のご夫婦、同じ世代位の女性、若い女性の3人組が乗り、出発。※全員日本人
初老の男性が「いやー、今日は混んでましたね！」と話しかけてきたので、「わたしハワイ初めてでわからないんですけど、いつもはもっと空いてるんですか？」と聞き返すと「もう何十回も来てるけど、あんなの初めてだよ！」と。
そうなんだ…アンラッキー…。
ご夫婦、お揃いのピンクのハーフパンツに同じ色合いのシャツで、かわいらしかったです。日本でもお揃いの服着るのかな。着ないだろうな。

ホテルに到着したのは12時半ごろ。宿泊は、Booking.comで予約したマイレ・スカイコートのオーシャンビュー。フロントで、今日から宿泊するんだけど、荷物を先に預かってくれと頼むと、もうチェックインしていいよ、とのことで、チェックイン。
部屋に行くと、ええ、オーシャンビューのはずが、どこにも、かけらも海が見えません！
一応、窓の隅から隅まで見渡しましたが、海は見えないので、フロントに戻り説明。
予約のバウチャーを見せてくれというので、iphoneから予約確認画面を見せると「ルームチェンジするわ、ちょっと待って」と。
ルームチェンジは初めての経験です。ああ、Booking.comは英語で利用していてよかったと思いました。

日本語だったら、理解できなかったろうよ。
無事に部屋をかえてもらい、荷物を出して一息。

海がちゃんと見える。
さて、昼食がてら、出かけますか。

さて、前日までアメリカからの来客があったために、何だか急ぎ足、実感のないままパッキング。
今回は買い物が大きい目的なので、一番大きいスーツケースと、その中にもう一つスーツケースを入れての荷造り。中スーツケースに選んだのは、機内持ち込みサイズのもの。つも使っている中くらいのスーツケースも入るんですが、なぜか、この小さいサイズを選びました。
3か月の短期留学のフランスですら、この大きいやつと中くらいのもの（＋機内持ち込み旅行バッグ）だったし、さすがに買い物するといっても、そんなには買わないだろうと思っていたので…まぁ、この判断に後々泣きを見ることになるんですけど。

まさかの史上初観測の積雪の11月24日、羽田空港に到着。
3時間半前に到着する予定が、最寄り駅から空港までのバスが運よく（？）ひとつ前に乗れてしまったので、4時間も前に到着。
空港大好きとはいえ…。4時間…何をしたらいいんだ…。

今回は、ユナイテッド航空で取ったANA運航便、21：55発です。
WiFiルーターを初めてレンタルしたので、空港でピックアップ。
チェックインもすんなり終わり、夕食を食べ、空港内のお店を見て回り…目新しいお店が大量にオープンしているわけでもないので、時間を持て余しカードラウンジへ。
凄い、ガラガラです。飲み物を飲みながら、ふと思い立ち、シャワーを浴びました（有料）。
これが、結果的にすごくよかった！
オーバーナイトフライトは、どうにしろ化粧を落とすので、これからは早め到着でシャワーを浴びることにします！

そして搭乗時間1時間前に入国審査。
出国ゲート後のVictoria's Secretにて、来れなくなってしまったAさんからの頼まれものを探す…そしていきなり発見。

中央の、ピンクのパースです。
ハワイにあるかわからないので、ここで買いました。

さて。
リゾート地への就航便は、お子様連れが多いと聞いていたので、これまた初めて耳栓を持参。決して子ども嫌いというわけではありません。子ども関係の仕事にずっと就いていましたし、むしろ大好きです。
でも、赤ちゃんの泣き声を一晩中聞いてしまうと、何だかかわいそうになるし、時差がある国で仮眠無しのオーバーナイトフライトは辛い。
耳栓は、大成功。というか、当たり前なんですけど、あのゴーという音も遠くなります。なぜ今まで使わなかったんだ、わたし！耳栓も次回以降、必須です。

お隣は新婚旅行か、通常旅行かわかりませんが、初めての海外旅行という男女。税関書類の書き方もわからず、添乗員さんに「日本語で書けるものをお願いします」とお願いしているほど。「こちらは英語で記入していただくもので…」と返され、二人して固まってしまう。「…ええ、これどうやって書くの？」「これ、どうするの、こうなのかな」「わからないよ！」とガイドブックを見ながらだんだんピリピリしてきた二人がかわいそうで、「何か、お手伝いしましょうか？」と話しかけてみる。
つまりは、宿泊ホテルの住所が日本語表記で、アルファベットと書き方がわからないこと。その上ホテルがどこかわからない（ハイアットだったのですが、どこのハイアットか覚えていない）、と。さすがにホテルがどこかは分からないので（笑）、ホテルがわかったら、住所の書き方はお伝えできます、と伝えると、しばらくしてホテルが判明。よかったですね。

以前、某航空会社で機内食が全く食べられなかった（味の問題）ことがあり、それ以降絶対に何か食べ物を持参して飛行機に乗るのですが、今回は夜便なので最初の機内食はスキップ予定、到着前の軽食（本当に、スナックというのもアレなお菓子。ポップコーンとおせんべい）も日本時間では深夜なので食べられるとは思わず、用意せず。
この選択は、今回はOKでした。

海外旅行は何度も行っているけれど、行ったことがなかった、ハワイ。
興味もなかったハワイなのに、いつのころからか「一度は行ってみてもいいかな」と思うようになりました。

せっかくなので、買い物もしたいし、ということでブラックフライデーの時を狙って、友人とともに6月に航空券を予約。しかし、その3日後、友人は渡航日程にどうしても外せない仕事が入ってしまい、泣く泣くキャンセル。
一方、わたしは一人旅は全く平気な事と、8月頃から友人がハワイ在住になるということで、変更なしに予定通りに旅立つ…はずが、現地にいるはずの友人、拠無き事情により、滞在時間は日本に帰国。
潔く全行程、7泊９日、ハワイ一人旅になりました。

写真も、記録的に撮る方ではないので少なめかと思いますが、どなたかの参考になれば、と思い、ブログをはじめてみます。