バルト3国・サンクトペテルブルクの旅7/リーガ散策2
5日目:リーガ
バスターミナルすぐそばの、リーガ中央市場。
東ヨーロッパ最大級の市場です。飛行船の格納庫を場内市場にし、その周りに野外市場もたくさんあり、とにかく大きい!
場外も各セクションになんとなく分かれています。場内市場は、肉魚、乳製品、野菜果物…のように棟ごとに分かれていました。キノコもたくさん!シーズンですね。
肉だけの棟。
お惣菜、パン、はちみつなどを売る棟も。お惣菜をじーっと見つめてしまいます。なんだろうな~。
場内市場も、床はきれいで清潔感ありました。場外もゴミひとつ落ちていない!
個人的に、ここで半日は過ごせますが、リーガには2泊(つまり明日に発つ)なので、もうひとつの見どころ、ユーゲントシュティール建築群のエリアに行かなければなりません。
後ろ髪を引かれながら、旧市街を通り抜け…昼食に立ち寄ります。
中世料理レストラン(全然懲りてない)…。
こちら、中世の武器庫をリノベーションしたレストランで、確かに、扉をくぐり地下へと降りて行くとこういうフロアが。
注文したのは
うさぎのシチュー。ウサギのもも肉がふたつ、杏子入りのグレイビーソースに絡まっていました。そして、盆栽のようなハーブの盛り付け。このおかげで、お皿が目の前に来たとたんにハーブの匂いしかしませんでした。付け合わせは、もち麦に似た雑穀を塩で茹でたもの、丸焼きニンニク、そしてレンズマメを中心とした何らかの豆を茹でたもの。
一番美味しかったのは、ニンニクでした(察してください)。
ハーブって、やはりあまり馴染めないです…。
気を取り直して、旧市街を抜けて新市街へ。
ゴージャスなユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)の建物が続きます。
リーガには800棟を超えるユーゲントシュティールの建造物があり、特に新市街のアルベルタ通りの建築群が有名です。
目的地はここ、アールヌーヴォー美術館。
入り口がよく分からなくて、かなりうろうろしました。普通にアパートのようになっていて、1階部分だけが美術館になっているので、集合住宅のエントランスを入っていきます。
集合住宅(アパート)の螺旋階段が美しい。
内部もきれいに保存されていますが、小さいアパートのひと部屋が美術館として保存されているという感じです。
↑ラトヴィア語しかなかった…。
真ん中の道がアルベルタ通り。
美術館の向かいにあった、アールヌーヴォーの雑貨屋で眼福に浸りながら小物を物色。カード集種類と、RIGAと書かれたよく分からないCDを購入。
旧市街へ戻り、ショッピングセンターへ。おみやげ物のお店を見るも、チョコレートはいらないし、アンバーやはちみつはもう買ってあるし…。結局夕食代わりのグリーンスムージーを買ってホテルへ着いた頃にはもう20:00近く。
パッキングをしてお風呂につかり、22:00頃には就寝。明日はお昼の便で、サンクトペテルブルグに移動です。
朝ごはんは中央市場に行って何か物色しよう…。