気ままに旅行

旅行記です。国内国外津々浦々。

バルト3国・サンクトペテルブルクの旅3/タリン旧市街散策2

2日目:タリン/エストニア


さて、気を取り直して今度は違う道で旧市庁舎前のラエコヤ広場を目指します。
そして道に人も多くなってきました。
日本語も聞こえます。


とても心惹かれる扉が多い。

大ギルド会館の扉も素敵。1410年に建てられ、現在はエストニア歴史博物館になっています。当時はギルドの中でも裕福な人たちの組合だったそうで、ドイツ人既婚者商人が中心だったとか。


これはブラックヘッド組合の館の扉。1597年に建てられた建築物。こちらはドイツ人未婚商人が中心になった組合だそうです。扉は1640年のもの。



まだお腹は空いていなかったので、タリン旧市街で一番美しい小径と言われる「聖カテリーナの小径」へ行きます。


かつては聖カテリーナ教会の裏手の道だったそうですが、今は教会はありません。

これ、人が少ないのではなくて、人が途切れるまで待ってるんです…。観光客でごった返していましたよ。しかし素敵すぎる。



ラエコヤ広場まで戻り、昼食は地球の〇き方に載っていたエストニア料理のお店へ。

トラディショナルポークなんとかのクリームソース。
玉ねぎのソテーと、ザワークラウトを蒸したようなもの、ポテト、パン付き。上に乗ってるのは長ネギ・・ポロネギかなぁ?
一番美味しかったのは、茹でたと思われるポテト………。ごめん……。


ポークはかなり固かった…。


そして食後は、行きたかったヌク・パペットシアターミュージアムへ。



このミュージアム、ホテルからまっすぐ通りを下りていく感じなんだけど…朝はどうして迷ったのかな…笑。何度も前を通りました。


人形シアターと美術館が一緒になっているのですが、この日の公演は終了、翌日は残念ながら公演がありませんでした。なので、館内だけ鑑賞します。



そしてまた街を散策。
今になって気が付きましたが、日本人が沢山です。ツアー客でしょうか、かなりの数の日本人を見かけます。
これまでの旅で、まさかのホノルルと同数で日本人遭遇率が高いかも。
ただし、レストランやカフェでは見かけなかったな…何だろう?


そして、時間があったので日没前にホテルの目の前の聖オレフ教会の塔に上ろうと、入ってみることに。
展望台の高さは地上から60メートル。


歩いて、階段で!!!!!


螺旋階段をくるくると、258段の石の階段を上って見下ろしたタリン旧市街。


これもホテルからすぐの、ふとっちょマルガレーテ。



昇降運動に疲れて、CAFFEINEというコーヒーショップを見つけて入る。スタ〇っぽい、コーヒーが2ユーロくらいから。ヨーロッパでは珍しい、ホワイトフラットもありました。
wifiも電源もありました。

このCAFFEINEには、リーガでもお世話になりました…。


そして、サンセット前くらいにまた行動開始。


マイスター・ホーヴ、職人たちの中庭。13世紀の建物を活かして、その名の通り職人さんたちが今でも工房として使用している一角のパティオのような場所。テーブルは、ショコラトリー併設のカフェのもの。

ショップも併設されていました。



再度、カテリーナの小径を抜けて、のっぽのヘルマンへ上がりました。

こんなかわいい中庭のあるアパートなんて素敵すぎて失神する。


サンセット。


そして、暗くなるまで待ってまたカテリーナの小径。

上が一眼、下がiphone。iphoneカメラもかなりのもの。


一眼で撮ったラエコヤ広場。

こちらの画像だと、iphoneカメラはかなり明るく撮れています。実際はもっと暗いです。


陽もくれたので、ホテルに戻ります。やっぱりお腹は空きません。

霧が出てきた。


朝通った城壁にも寄り道。

暗いからさすがにここは通れませんでした(ここまっすぐ行けば、ホテルにぶつかる)。

バルト3国・サンクトペテルブルクの旅2/タリン旧市街散策1

2日目:タリン/エストニア



一度3時くらいに目が覚めましたが2度寝して6時に起床。
ホテルが朝食付きだったので、レストランへ。

やっぱりにしんのマリネがあった。フィンランドにちょっと似てるのかな。
あとは、ベリージュースが豊富なのとケフィアとヨーグルトが両方あったのが特徴かな?
にしんのマリネはあまり好きではないのですが、もしかしたら味が違うかも!と少しだけ食べました。…まぁ、肉厚ですが味は同じでした…。

旧市街の素敵な小径が見える…早く行きたい…。右は城壁です。



天気予報を見ると、現在の気温は13度、最高気温は17度。ということはもこもこコートはいらないかな、とヒートテック+セーターにもこもこハイネックベストで支度をして、外出。
まずは旧市街のほぼ真ん中にあるツーリストインフォメーションへ。地図は、ホテルにあったものを参照します。


ホテルを出て、城壁沿いの道に沿っていくことにしました。


この…この…この…!

ジョン・スノウ出てきそう!!!!
(©Game of Thrones)

歪んだ道と石畳が素敵!!!!
昨日スーツケースを引きずりながら、このぼこぼこ加減に恨み節だったなんてもう忘れた!
建物も古くて素敵!



と、一応まっすぐ進んでふと気づく。


寒い。

寒いけど、まだ早くて(9時前)カフェもあいていません。
ホテルに戻って、着替えようと決意し、進んだ結果、完全に道がわからなくなりました


寒いのだけ我慢すれば、まぁ、小さい街だし、いずれ分かる大丈夫!と一応ホテルを目指し歩き進みます。


小径に入り、坂と階段を進んでいくと

ん?何だかいい感じの広場。

おおおお・・・・。

3人の銅像が。
ここも城壁の一部のようです。
壁の一部に階段があったので、登っていくと…

こんな垂直階段で…。


おおお……(2回目)。


カフェのようで、どうやら9:00現在、営業している雰囲気。
カフェラテと、地元(タリン)で作っているトリュフを頂きます。


流れているのは、民族音楽のよう。メロディがとても可愛い。エストニアの民族音楽、土産物屋にないかな、探してみよう。

城壁の中なので、石造り。
可愛い店員さんに現在地を聞き、地図を頼りにホテルに戻ろうとしますが、まぁ、ホテルに戻ったのはそれから1時間後です…また迷った…。
道が入り組んでいるのと、アップダウンが不規則なのでちょっと難しいですね。しかし途中でツーリストインフォメーションに行き会いました。
おかげで翌日は地図無しで歩けましたけど!!!


遠足かな?街のあちこちで、子どもたちが先生と歩いていました。
無事にホテルに戻り(正午)、昼食にまた出かけます。

バルト3国・サンクトペテルブルクの旅1/出発

旅程:2017.9.25-10.5


今回の行先は、バルト3国とロシア・サンクトペテルブルクの旅です。
ゲートポートはヘルシンキ。
最近はずっと羽田を使っていたので、久々の成田です。遠いからなぁ…好きじゃない…。


今回はフィンエアーのエコノミープラスにしました。わたしは小さいので通常のエコノミーでもまったく問題ないのですけど、プラスだとマリメッコポーチ入りアメニティと、ファースト・ビジネスの次の搭乗とラゲッジがビジネスと同じタイミングで出てくるというのに惹かれました。


何故かドリアンの匂いが充満する第2ターミナルでオンラインチェックインを済ませて、預入のスーツケースのみ手続きしてボーディングパスを受け取ると、搭乗グループ2。成田の第2も久しぶりだったのですが、特にお店が変わっているわけでもなく、朝ごはん用にまい泉のカツサンドを買い搭乗。


本当にマリメッコアメニティがある!そして先頭座席だから広い!

沢山のツアー客(ヘルシンキは今、ヨーロッパへのゲートポートとしてかなりメジャー)がいて、年配の男性がたが「ああ、こりゃ広くていいじゃない」と言いながらエコノミー席へと歩いていく…しばらく後、後ろの方で「あっちが空いてるだろ、なんで狭いんだ、移動させろ」という言い争いの声が……。「あちらは追加の料金を払っていただければ移ることが出来ます」「空いてるだろ!」の押し問答。最後は客室乗務員が「追加9,800円でご移動できます」と割って入っていました。ツアーの添乗員って大変ですね…。


アメリカン・ホラー・ストーリーのシーズン1を鑑賞。
定刻に到着予定だったので、機内のwifi(エコノミープラスには1時間ついてくる)でヘルシンキータリンのフェリーを予約する。今回、これまでの旅で恐らく初めて、Twitterで色々な方が構ってくださる中での出発。一人旅なのにひとりじゃないみたい。嬉しい。


機内食は……うん、まぁ、おいしくない
でも、フィンエアーのブルーベリージュースは美味しいですよ。コップやナフキンはマリメッコですし。


8時間半後、定刻の13:30頃、飛行機はヘルシンキ、ヴァンター空港に到着。入国審査を済ませ、フィンエアーのバスで市内、中央駅へ移動。
ヘルシンキ中央駅に到着したのが、着陸から約1時間後でしたので、かなりスムーズに進みました。


ヘルシンキ中央駅からフェリーが出る西ターミナルへは、トラムかタクシーを使うのですが、大きいスーツケースなのでタクシーで移動しました。
その前に、駅地下のスーパーで、夕食用にりんごとブドウ、トリュフ入り白カビチーズを買う。合わせて6ユーロ位。到着が18時30分なので、地理もわからないので上手くスーパーを見つける自信がないのでここで調達です。


フェリーで出入国というのが初めてなので、何かあると困ると思い念のため、出航の1時間前にターミナルに到着。まぁ、結果はかなり待ちましたけど!笑


16時出航のフェリーに乗船開始したのは、15時40分頃。
乗船前にパスポートとフェリーチケットの確認。船に入りすぐのデッキでアジア人のスタッフがわたしの顔を見て「荷物、預ける事できますからね」と日本語で案内をしてくれました。恐らく、わたしの手にある「日本国旅券」を見たのでしょう。
そしてわたしが場所を聞き、お礼を言い通り過ぎると他のスタッフに「彼女あんなに小さくて、荷物がすごく大きいから預け入れを案内したの。だって大変そうだもの」と英語で話していました。お姉さん、丸聞こえですよ!!!!!!


船内はフリーwifiがあり、ホテルの場所を調べながら手持ちの地〇の歩き方の地図を確認。旧市街のはずれのほう、粉ひき小屋の隣で、目印は大聖堂。到着のAフェリーターミナルから徒歩10分程度、とありました。


約2時間半、船は無事にフィンランド湾を渡り、最初の滞在地、エストニアのタリンへ到着。でも、到着ターミナルが違う。ひとつだけ少し離れたDターミナルに到着しました。



美しいサンセットタイム!!
しかし、旧市街へ続く道は工事しており、くねくねと迂回します。


陽が落ちていく…。


そしていろんな道路が工事のために道がわからず、何とか旧市街に入ったもののどこだか分からず…。


薄暗い石畳の道を、スーツケースを引きずりながら30分。ホテルに到着しました。19時30分。ターミナル到着から1時間が経過していました…10分て……。
パスポート確認の時に「日本からね!」と言われ、日本に4回行ったの、日本が大好きなの!というホテルフロントの女性とともにチェックインを済ませました。


もう既に日本の真夜中ということもあり、ブドウを少し食べてシャワーを浴び、就寝。
明日から旧市街を散策します。